私たち株式会社山陽ネジ製作所は JIS認証を取得しました |
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当社は(社)日本鋼構造協会認定のJSSU13-2004 ABR400・ABR490(M16〜M30)の製作認定工場です。JSS規格のJIS化に伴い(JSSU13-2004→JIS B 1220、JSSU14-2004→JIS B 1221)、(社)日本鋼構造協会の工場認定制度はJIS規格への移行に伴い2015年3月31日に廃止となります。 当社では供給体制の継続のため、JIS認証を取得いたしました。 万全の品質管理体制を維持し、安心できる製品を提供し続けます。 |
当社では、JISマーク品における品質管理を発展して、その他の製品に対してもさらに高品質な製品を製造し続ける努力を行っています。 |
JIS B 1220について (構造用転造両ねじアンカーボルトセット) |
社団法人日本鋼構造協会において塑性変形能力に富んだアンカーボルトの規格として、建築構造用アンカーボルトセット規格を2000年に制定、2004年に改訂版が作成されました。この規格はJSS規格として広く使用されています。 JSS規格には下記2種類のものがあります(2004年改訂版が現在運用の規格です)。 JSSU13-2004 建築構造用転造ねじアンカーボルト・ナット・座金のセット(ABR規格) JSSU14-2004 建築構造用切削ねじアンカーボルト・ナット・座金のセット(ABM規格) JSS規格には品質を保証した製品を安定して製造できる体制を確立するため、社団法人日本鋼構造協会による認定工場制度があります(当社はJSSU13-2004 ABR400・ABR490(M16〜M30)の認定工場です)。 2010年10月にこの規格をもとにアンカーボルトのJIS規格が制定されました。 ABR規格 → JIS B 1220 構造用転造両ねじアンカーボルトセット ABM規格 → JIS B 1221 構造用切削両ねじアンカーボルトセット JIS規格の制定によりJSS規格の工場認定制度は2015年3月31日をもって廃止となります。現在はJSS認定→JIS認証の移行期間です(JSS規格とJIS規格が併存しています)。 |
(注)ベースプレート・定着板は規格品の範囲ではありません。 |
ABR規格である JSSU13-2004 と JIS B 1220の主な製品仕様の相違点は下表の通りです。 |
規格の名称と定義 | JSSU13-2004 | JIS B 1220 |
建築構造用転造ねじアンカーボルト・ナット・座金のセット | 構造用転造両ねじアンカーボルトセット | |
両ねじボルト1本、ナット×4ヶ、座金1ヶをセットしたもの ボルトの引張強さによってABR400・ABR490に区分される |
両ねじボルト1本、ナット×4ヶ、座金1ヶをセットしたもの ボルトの材料及び引張強さによってABR400・ABR490・ABR520SUSに区分される |
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規格の範囲 | M16〜M48 | M16〜M48 |
ボルトの仕様 | ボルト素材 SNR鋼材(JIS G 3138) →SNR400B使用の時、ABR400 →SNR490B使用の時、ABR490 使用棒鋼の径は転造下径(規格寸法による) 加工の仕様 両ねじアンカーボルト 両側面取、転造によるねじ加工 ねじはメートル並目ねじ、ねじ精度8g(JIS B 0205-2) 規格品の寸法条件 ボルト全長が25d以上、ねじ長さが両側共に3d以上、ボルト軸部(ねじ無し部)長さが15d以上(dはねじの呼びを指します) |
ボルト素材 炭素鋼製ボルト・・・SNR鋼材(JIS G 3138) →SNR400B使用の時、ABR400 →SNR490B使用の時、ABR490 ステンレス鋼製ボルト・・・SUS304A(JIS G 4321) →ABR520SUS 使用棒鋼の径は転造下径(規格寸法による) 加工の仕様 両ねじアンカーボルト 両側面取、転造によるねじ加工 ねじはメートル並目ねじ、ねじ精度8g(JIS B 0205-2) 規格品の寸法条件 ボルト全長が25d以上、ねじ長さが両側共に3d以上、ボルト軸部(ねじ無し部)長さが15d以上(dはねじの呼びを指します) |
ナットの仕様 | JIS B 1181付属書付表1-3に示す六角ナット並の1種・又は2種で、ねじ精度7H、強度区分5又は8のもの | JIS B 1220 附属書Bに規定する構造用六角ナット 炭素鋼製→強度区分5J ステンレス鋼製→強度区分50 |
座金の仕様 | JSSU13-2004・JSSU14-2004に定める形状・寸法のもので、Hv(ビッカース硬さ)が200〜300のもの | JIS B 1220 附属書Cに規定する構造用平座金 炭素鋼製→硬さ区分200J ステンレス鋼製→硬さ区分200J |
※JIS B 1220において、炭素鋼製ボルトには炭素鋼製ナット及び炭素鋼製の座金、ステンレス鋼製ボルトにはステンレス鋼製ナット及びステンレス鋼製座金を組み合わせること |
詳細及びABM規格(切削ねじ規格)等につきましては、 アンカーボルトメーカー協議会のホームページ をご参照下さい |
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